ひとり親の所得税がやすくなります

所得税

みなさん、こんにちは
公認会計士 税理士の宮田剛です。

本日は2020年に創設された「ひとり親控除」について説明します。
この控除が創設できたことでひとり親世帯の所得税が安くなります。

ひとり親控除とは

ひとり親控除とは「ひとり親」に該当する方が受けられる所得税の優遇措置です。
「ひとり親」に該当するのは婚姻届けを提出していない方で以下の①~③のすべてに当てはまる方です。

①一緒に住む、または生活費のやりとりをする給与年収103万円未満の子供がいる
②親の給与年収が678万円未満
③事実上婚姻関係といえる相手がいないこと

③の事実上婚姻関係の相手がいるとみなされるのは、住民票にその相手が未届の夫又は未届の妻である旨の記載がある場合です。

いくら所得税が安くなるの?

ひとり親控除は35万円の所得控除になります。
所得控除とは所得税の計算を行う際に収入からの控除を認めてもらえるものです。

適用される所得税率が5%の場合は1.75万円、10%の場合は3.5万円、20%の場合は7万円の減税ですが、「ひとり親」は給与年収678万円未満という条件があるため、最大減額幅は税率20%の7万円までとなります。

まとめ

所得税計算でこれまで控除を受けられなかったひとり親に控除が創設されました。
ひとり親控除を受けるためには個人事業主と会社勤務の方で方法が異なります。

①個人事業主の方
確定申告をすることで控除が受けられます。
2021年2月16日~3月15日の間に確定申告を行いましょう。

②会社勤務の方
年末調整でひとり親控除を受けられます。

ただし、会社勤務の方は2020年12月給与が支払われるまでに人事部等に自身が「ひとり親」に該当する旨を伝えなければ年末調整で控除は受けられません。

伝え漏れた場合には確定申告をすることで控除を受けることができます。

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